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ichinicsの主にマンガ日記

『地球のおわりは恋のはじまり』1~4巻/タアモ

夜、布団の中で突然「少女マンガが読みたい!」という気分になってkindleで一気買いした漫画です。
今は布団の中でも本が買えるんですからすごい時代になったものですね…。

「いいことがあったらその分悪いことが起きる」と思っている主人公(真昼)が、かっこよくて優しい男の子(里見君)になぜか言い寄られて、「こんなにいいことがあったら地球が終わる」と思うというところから始まるお話。
真昼は、自分と同じ顔なのに快活で人気者な真夜と比較されて「じゃない方」といわれた過去があり、コンプレックスを持っている。
でも里見君が自分を選んだのにはちゃんと理由があって…というところで2人は恋人同士になります。
そして恋人同士になった後に、コンプレックスの原因でもある妹が里見君とおなじバイト先で働くことになって…等のトラブルが起こる…というあらすじ。
基本的にメインの登場人物は皆いい人で、行動のすれ違いによって誤解が生じ、それを解決していく、という流れになっているところがなんとなく今の少女マンガっぽい気がします。
両思いの状態でいろいろ起こる漫画は昔からあるけれど、起こるトラブルがわりと平和なので読んでいて安らぐ……。
自分はそんなに少女マンガをたくさん読んでるわけじゃないですけど、「俺物語」とか「となりの怪物君」も同じ系列ですよね。
そして恋人ができても解決されてはいない真昼のコンプレックスが解決されるところに漫画の最終的なハッピーエンドがくるのかな、と思います。

余談ですが里見君はちょっとpdlの今泉君に似てる気がします(見た目)。
かっこよくて、優しいんだけど少し悲しそうなので、里見君がおもいきり笑えるラストになるといいな…みたいな気持ちで安眠できました。